2014年末頃より取り扱いを開始しておりましたウィグロ4LT
北欧ノルウェーの大地に鍛えられ、様々な冒険家やアウトドアのシーンを支えてきた100年以上の歴史をもつ総合アウトドアメーカーのシェルターをご紹介いたします。
パッキングサイズは、おおよそ54×23cm程。コンプレッションベルト付きの収納ケース、ジッパーには蓄光のタグ付き。付属ペグは18cm×16本
ポール類は左からリペア用ポールスリーブ×2 サイドフレーム×3 メインフレーム×1
メインフレームは入れ子式になっており収納時と反対に組んでいくだけで簡単にセットできます。コンパクトで強度もあり高い質感でできています。
設営手順:まず3本のサイドフレームをシルバーの目印からスリーブに通します。ポールエンドはグロメット式ではなくアライテントのような袋小路式で素早くセッティングできます。
ポール逆側のエンドはプラスチックのポケットにはめるような感じで3ヶ所を止めていきます
ポールの付け根からペグダウンしていきます。今回は雪上だったので純正のペグではなく、Xステークをスノーアンカーにして使用。簡単ですがコレ非常に良くききます
全体を軽くおこして、あらかじめセッティングしてあるインナーテントにもぐりこみメインポールを挿し込みます
左画像:インナー内側の頂点にしっかりとしたポールの受けがついており、ずれにくく使いやすい。右画像:フロアの中心もサークル状に生地があててあり目印になるとともに補強がされています。
メインポールを立てたら外に出て残りの裾と貼り綱をペグダウンして完成。
円錐に近い形状となうえ、背が高すぎず貼り綱も多く取れるので非常に高い耐風強度を誇ります。ベンチレーションは頭頂部に3ヶ所、内側からジッパーで開閉できます。
出入口は3ヶ所にあり全てメッシュへ切り替えることができます。正面のメイン入口は両サイドジッパー式で上へロールアップできます。
インナーは、つりさげ式でメインポール付近はバックル式、そのまわり全体はホック式なっており、画像では説明しにくいのですが設営後にインナーを付け外ししやすい、非常に優れた使用になっています。
インナーを取り外した状態。シェルターとしても室内空間がとても広く、ミニマムなキャンプであれば3~4人用のリビングとしても使用できそうです。
フルオープン状態。風通しがよく撤収前のテントの乾燥にも使えそうです。後ろから見ると、さらに独特な形状に見えオモシロイ。
軽量コンパクトで高い強度を持つ優れたテント。雪上でのインプレッションでしたが決して冬専用ではなく他の3シーズンでも快適に使用できますのであしからず。
それにしても「雪景色の上に立つ赤いテント」故郷ノルウェーへ帰ったかのように、いきいきと見えました
カトー
使用詳細はこちらから↓
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