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冬の八ヶ岳 硫黄岳へ

 

天気の安定しない、新潟の冬らしい日が増えてきたこの頃。

そして、青空と山の雪景色のセットが恋しくなってしまう、この頃の三条店 坂上です。

連休が取れ、雪の八ヶ岳の写真を撮りたいと、雪山を泊まりで満喫しようと、冬の八ヶ岳の硫黄岳へと登って来ました。

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長野県茅野市と南佐久郡南牧村にまたがる標高2,760 mの硫黄岳は、その名の通りの火山で、頂上付近が巨大な爆裂火口跡となっている山です。

 

色んな登山道がある中で、一番ポピュラーな美濃戸から赤岳鉱泉を経て山頂に至るルートを今回は歩いて来ました。

八ヶ岳山荘の駐車場に車を停め歩き始めます。

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1時間ほど歩き美濃戸山荘まで到着。

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結果的にはここの手前まで車で来れましたが、これからの冬の季節は八ヶ岳山荘から歩くのが基本になるでしょう。(車で来れば良かった)

北沢ルートを歩き標高を上げて行きます。

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標高2000m位になると、雪の登山道に変わりました。

凍っている所も多く、この時期の八ヶ岳はチェーンアイゼンもあった方が歩きやすくなると感じました。

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北沢ルートを1~2時間ほど歩くと、大迫力の岩峰の横岳大同心が見えて来て、もう少し歩くと、通年営業の山小屋、赤岳鉱泉に到着します。_DSC0026

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赤岳鉱泉と、八ヶ岳の最高峰の赤岳

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これが有名なアイスクライミングが出来る施設「アイスキャンディ」ですね!

常時水が撒かれていて、まだ成長中、製作中と言った感じでした。

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赤岳鉱泉の食事メニューが豪華です。

カレーだけでも6種類もあると言うメニュー!山小屋でこれは、贅沢の極みですね!

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硫黄岳は登山口から5時間前後で登頂出来るので、行こうと思えば日帰りでも登れる山ですが、今回はこの赤岳鉱泉でゆったりとテント泊です。

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寒がりの自分はマット2枚、冬シュラフに夏シュラフの2枚体制でテント泊に望みます。

これでヌクヌク、ウハウハです。

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テントを設営し小屋内をプラプラしたり、周辺の写真を撮ったり、昼寝をしたりしていると、あっと言う間に日が暮れて夕飯になりました。

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そして、早々に就寝.zZ

 

まだまだ暗い5時ごろ起床し、硫黄岳頂上を目指します。

 

が、、、、、

 

1時間ほど歩き、辺りが明るくなってきて、森林限界を越え稜線に出そうになった所で、風が暴風に、そして猛吹雪になってしまい、一時撤退となってしまいました。

これはこれで良い吹雪写真が取れちゃいましたが。

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山小屋まで戻り、ヌクヌク小屋の中で本を読んだり、カレーを食べたりしながら待機していると、次第に天気は晴れ、青空が見えて来ました。

早々に支度をして、再び硫黄岳を目指します。

すっかり晴れた赤岳。

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上まで来た頃には、また雲が多くなり始めてましたが、なんとか雪の八ヶ岳の景色をカメラに収める事が出来ました。

赤岳と阿弥陀岳

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そして硫黄岳頂上へ。

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まずは、大迫力の爆裂火口跡

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硫黄岳から見る横岳と大同心

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横岳と赤岳

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阿弥陀岳

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五丈岩が目立つ金峰山と瑞牆山

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麓にある諏訪湖も見る事が出来ました。

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風は強かったですが、青空が広がる雪の八ヶ岳が見れて感無量でした。

 

その後、南沢経由で下山し美濃戸小屋が近くなった所で、この景色!

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流石、苔の聖地、八ヶ岳!最高の苔景色でした^^

 

新潟の冬は天気が悪い日が多く、青空が1日続くなんて日は滅多に無いので、青空が恋しくなったら八ヶ岳近辺の山はオススメです!

体力に自信が無い山初心者の人でも、ベテランの人でも1年中楽しめる山域ですね^^

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