NEMOのフルサイズタープ、シャドウキャスターの特別限定モデルShadowcaster 165 SE Multicam Alpineが入荷。
このタープはGOOD OPEN AIRS myX(グッドオープンエアズ マイクス)の20周年を記念して制作された特別限定モデル。本国倉庫から発見されたわずかなデッドストック在庫を発案元のマイクス公認の上、ウエストでも同モデルを販売開始させていただきました。
使用されている迷彩パターンはマルチカム アルパイン。軍事使用でも世界的に評価の高いCrye Precision社の冬季迷彩を採用。70Dの薄さながら、シールド(遮光ピグメント)加工が施されています。「ミリタリーなのに涼しく快適にしたいの?」と思いきや、シールドの意味はタープ内の明かりを外部に漏れないようにするためだとか。雪景色に溶け込むための雪(Alpine)迷彩ですが、フィールドに張るとシャドウキャスターの非対称設計の張り上がりの美しさがより際立つデザインに仕上がっています。
まずは2本のポールを使用したスタンダードなスタイル3~5人ほどのベースキャンプに重宝するサイズ。メインポールはNEMO純正のアジャスタブルポールLを使用。
(本製品にはポールが付属しませんので別途ご用意が必要となります)
タープ内の拡張アレンジにはアジャスタブルポールSが最適。133~150㎝の長さ調節ができるので天候やサイトの状況に合わせ微調が可能。
次にシャドウキャスターの最も独創的な仕様である、コーナー部分の巻き上げ固定。
テントの前室アプローチに合わせたり、人の出入りのしやすい箇所を作るなど、サブポールと巻き上げの組み合わせで多様なサイトアレンジが楽しめるのがシャドウキャスターの真骨頂。Alpine迷彩の個性的なデザインを持ちながら快適性も両立しています。
全箇所を巻き上げ、2本のLポール使用でウイング形状に。日陰、雨よけの面積は少なくなりますが、少ないペグダウンで風に強いセッティング。255cmのポール設定にしてありますがもう少しロースタイルに(200cm前後)組んだ方が強度もデザインも上がりそうですね。
ガイラインやテープなどに使用されているリフレクタ-(反射板)は一切排除されておりミリタリースペックにこだわった、マットグレーのステルス仕様。
ポールの受け部分。2枚の金具を重ねた状態でポールを差し込み張力をかけると2枚のずれる力でポールの先端が抜けにくくなる工夫がされています。かなり強い力できまるので強い風に煽られてもポールが抜けて外れることがありません。
付属品はTステーク25cmが10本。ペグケース、ポールケースにもAlpine迷彩の生地を使用。
設営に使用したのはNEMO純正の
アジャスタブルポールL×2本、アジャスタブルポールS×2本を使用。別売りとなっており、どちらのポールも付属はしませんのでお気を付けください。
NEMOのロゴマークの下にはミリタリー系のアイテムによく見られる部隊章などを貼り付けられるマジックシートが縫い付けられています。
カラーのイメージにはこちらの画像が一番実物に近いかと思われますので、ご参考にしていただければと思います。
希少なデットストックモデルとなっているMulticam Alpineモデル。新潟の雪深い冬キャンプに使ってみて、本当に見つからなくなるか、試してみたいものです。
カトー