こんにちは、三条店坂上です!
先日、連休を戴き紀伊半島まで旅をして来たのでレポートさせて貰います
紀伊半島は三重県、奈良県、和歌山県のある本州の最南端に位置し、南東部の熊野灘等の沿岸部は日本で一番、年間降水量の多い地域になります
こちらは本州最南端の潮岬になります
そして、紀伊半島と言えば、なんと言っても2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に認定された熊野古道があります
苔むす石畳と吉野杉が立ち並ぶ写真を見て胸がときめいた方もいらっしゃるのでは無いかと思います
熊野古道は古代から中世にかけ、本宮・新宮・那智の熊野三山へと通じる5つの参詣道の総称で
◯紀伊路(渡辺津-田辺)
◯小辺路(高野山-熊野三山、約70km)
◯中辺路(田辺-熊野三山)
◯大辺路(田辺-串本-熊野三山、約120km)
◯伊勢路(伊勢神宮-熊野三山、約160km)
こちらの5つの参詣道になります
「蟻の熊野詣」と例えられるほど、多くの人々が切れ目なく熊野に参詣したと伝えられています
歩いたのは、ほんの一部でしたが吉野杉の生い茂る景色は圧巻で、新潟では見る事の出来ない景色を楽しむ事が出来ました
熊野三山、熊野那智大社にある那智大滝、日本三大名瀑にも選ばれています
熊野三山、熊野本宮大社
明治時代に洪水で流されてしまい、今の場所に移転されました
旧社地、大斎原には日本一高い大鳥居(高さ33.9m、横42m)があります
弥彦の大鳥居よりも大きい!
続いて、紀伊半島の山も歩いて来ました
こちらは大蛇嵓が見所のひとつの大台ケ原
車で標高1500mの駐車場まで行く事が出来て、最高点の日出ヶ岳(標高1695m)や大蛇嵓等を2,3時間で1周、ハイキング出来る山になっています
自然保護の目的で一部、入山規制域があり、規制域には、平日は30人、土日祝日は50人(行楽シーズンは少し増えるそうです)と入山が出来る人数が決まっています
こちらは紀伊半島の最高峰、大峰山の八経ヶ岳
熊野古道の中で一番、険阻な道の大峯奥駈道の一部で古くから修験道の修行場として歩かれてきた道を歩く事が出来ます
今では登山者が引っ切り無しに登りに来る山になっていて駐車場から3時間程で登頂出来る山になります
雨の多い紀伊半島ですが、どちらの山も青空が広がり、良い景色を堪能する事が出来、最高の休日を楽しむ事が出来ました
古の日本を見に、歩きに行かれてみてはいかがでしょうか