先日、定休日に新人スタッフの研修を兼ねて、新潟店三条店メンバーで福島県の安達太良山に行ってきました!
9時前に奥岳登山口の駐車場に到着、準備をして出発します。
前半はあだたら高原スキー場のリフトを横目に見ながら、ゲレンデの夏道を登っていきます。
ガスの切れ目から時より町が見えます。
登山道で見つけました、恐らくアカハライモリではないか・・・・と
途中、ロープウェイ山頂駅と交わる薬師岳展望台に、ほんとうの空の碑というものが立っています(画質悪くてすみません)
明治から昭和を生きた彫刻家、作家である高村光太郎。彼が妻智恵子のことについて綴った『智恵子抄』の中の一遍、”あどけない話”で
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だといふ。
と書き記したことはあまりにも有名です。
福島県出身の智恵子にとっては、安達太良山の空こそが本当の空であり、故郷の景色だったということでしょう。
そこから再び1時間程登ると山頂です。
ガスに包まれて幻想的な雰囲気に・・・・
中央にそびえる『乳首』と呼ばれている場所の上が最高地点です。
三点指示で慎重に・・・
到着!! ここの山頂標識は半分に割れているので、間に挟まって記念撮影できます(笑)
その後山頂でお昼を食べていると、遂にポツポツと雨が!!
全員レインウェアを着て、撥水する様子を楽しんでいました。
三条店スタッフの着用していたファイントラックのエバーブレス®フォトンジャケットが一番撥水していました!! 表面を水玉が転がっています。
休憩ののち歩き出すと、雨も上がって山肌の全容が露わに!! 新人スタッフのテンションも急上昇(笑)
左手には沼ノ平の火口を取り囲むようにまるで別の惑星のような雄大な景色が広がります。
安達太良山は現在も活動を続ける活火山であり、火口周辺には硫黄の臭いが立ち込めています。
平成9年には火山性ガスによる死亡事故も起きており、安達太良山から隣の鉄山を結ぶ稜線より火口側の斜面と、くろがね小屋から鉄山への至近ルートは立ち入り禁止となっております。
牛の背から沢沿いを下りくろがね小屋へ。
安達太良山の麓に軒を連ねる温泉街、『岳温泉』の源泉。これに一番近い温泉を引いており、山小屋としてのみならず旅行ガイドなどにも掲載されるほど人気のスポットです。もちろん日帰り入浴も可能です!
その後、全員で無事下山。このブログを書いている本人が両腕をブヨにくわれたのみ・・・(笑)
新人スタッフも商品や登山についての知識と、実際に山に登ってみた経験を得ることができてとてもいい機会になりました!!