こちらは、旧ブログです。最新情報はhttps://www.west-shop.co.jp/info/をご覧ください。

【グラミチ】超ロングセラーのグラミチショーツと新定番の2モデルを比べてみた【クライミングパンツ】

今回はGRAMICCIの超定番モデル、グラミチショーツの紹介と新たに定番に加わった新モデル2つとの比較をお送りしたいと思います。

動画でレビュー

テキストで解説

まずはグラミチについて。
クライミング・レジェンドであるマイク・グラハムが1982年にアメリカで立ち上げたブランドです。自らの経験を反映した画期的なクライミングパンツで一躍有名になりました。
本人は縫製も得意で自分でパンツを作っていたそうで、パタゴニアを立ち上げたイヴォン・シュイナードもですがクライマーは皆手先が器用なのでしょうか。
現在はブランドを売却して新たにRokx(ロックス)とStonemaster(ストーンマスター)というブランドでウェアを作っています。

ではG-SHORTS | グラミチショーツについて紹介していきます。
ブランド名を冠した最も代表的なモデルです。

1.180度の開脚を可能としたガセットクロッチ
ガゼット(袋状)になった股布を別体で縫い付けることで、180度の開脚を可能にする可動域の広さを手に入れました。

2.片手で調整できるウェビングベルト&イージーウェスト
クライミング時に手のふさがった状態でもウエストの調整が容易なウェビングベルトを採用しており、ウエストは余裕を持った作りです。

3.激しい動きにも耐えるコットンツイル素材
岩場での摩耗に耐える為厚手のコットン素材を採用しており、軽量化もおろそかにしていません。

ポケットの入り口が2重生地なのは、クライミングで重い道具を出し入れする為かと思います。

2018年から背面ポケットが2つになりました。以前は右側だけでした。

実際に着てみました。173cmで53kgですがsサイズを着用して丁度いいです。フロント部にランニングマンのロゴが配されたウェビングベルトが垂れ下がるのがグラミチらしいところです。

近年、新たに定番に加わった2モデルとの違いについて説明していきます。
NN-SHORTS | ニューナローショーツ
ST-SHORTS | スタンダードショーツ
どちらもグラミチショーツをベースとしてシルエットやディテ―ルなど現代的にアップデートしたモデルです。
今回はショーツが用意できなかったのでニューナローのロングパンツで説明していきます。

1.コットンポリの混合素材
グラミチショーツはコットン100%でしたが2モデルはコットン98%にポリウレタン2%の混合素材となっています。ストレッチ性がより高いです。
表生地の質感はグラミチショーツに比べて目の細かい感じです、少しコーデュロイのような触り心地がします。

2.ウェビングベルトが取り外し式
バックル式で取り外し式になっていますが、ウェビングベルトとしての機能も残されています。

3.フロントジッパーがある
グラミチショーツはクライミング時にハーネスに干渉する為ジッパーが廃されていますが、新しい2モデルはデイリーユースでの利便性を考えフロントジッパーが搭載されています。

シルエットの細さ順に並べると
NNショーツ<STショーツ<Gショーツと大きくなっていきます。
股下の長さはNNショーツ<Gショーツ<STショーツの順に長くなります。

定番の3モデルで迷われる方も多いと思いますが、まずはグラミチショーツから選んでみてもらえると、グラミチ製品の良さが分かっていただけると思いますので、おすすめします。

Gramicci(グラミチ)

G-SHORTS

Gショーツ


Gramicci(グラミチ)

NN-SHORTS

NNショーツ


Gramicci(グラミチ)

ST-SHORTS

STショーツ


PAGE TOP