今回はPATAGONIAのエアチェイサーシャツについて解説していきます。
まずは動画で
以前はウインドチェイサーシャツという名前の商品がありましたが、今回アップデートされ名前も新たに2020年春夏から展開されています。
前身頃にはキャプリーン・クール・ライトウェイトと同様の2.3オンス・ポリエステル100%を採用し、抜群の吸湿発散性と速乾性を持っています。
最大の特徴である背中側一面のメッシュパネルは2.6オンス・リサイクル・ポリエステル・メッシュ100%を使用して最高のベンチレーションと通気性を促進を提供してくれます。ウインドチェイサーシャツでは胸元から上がメッシュでしたが、今回大きく面積を広げています。
細部を見ていくと、肩にある生地のつなぎ目部分がテープ処理で張り付けられており、段差がありません。これによりバックパックやベスト着用時の摩擦が起こることを極限まで抑えています。ほかの縫い目は通常通り縫製で強度を保ってくれています。
キャプリーン素材には耐久性抗菌防臭加工とミドリ・バイオソフト(植物種子ベースの多目的柔軟剤)が施されており、アクティブシーンでの快適な使い心地が約束されています。
袖から脇にかけてはマチ状になっており、腕の動きを妨げないです。
このエアチェイサーシャツのおすすめの使い方も紹介します。
夏場、高山は涼しいイメージですが盛夏ともなると低山は平地と同じような酷暑にさらされます。そんなときに組み合わせて使ってほしいのは、背面が浮いたメッシュになっているバックパックです。最近はオスプレーやグレゴリーなど有名ブランドもこぞって採用しているシステムですが、これをエアチェイサーシャツと合わせて使うと煩わしいバックパックの背中のムレが限りなく解消されます。
是非ともお試し下さい。