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越後白山でギアチェック

こんにちは!新潟店のシチクです。
最近、シュラフとツェルトを新調したこともあり、 ちょっと前になりますが、
キャンプ担当の加藤先輩と雪中テント泊へ出かけてきました。

初日の白山は雲一つない快晴と、完全な無風。
これ以上ないコンディションに恵まれて、胸が高鳴ります。 DSC00028

秋に2時間で登った道のりを、ツボ足とスノーシューで4時間かけてのんびり登ります。
小屋は1階部分が半分まで埋まっており、梯子もここ数日使った痕跡がありません。
天気がいいおかげなのでしょう。
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山頂の気温は-3度くらいで、夕方になると風が吹き始めました。
夜の風に備えて、雪のブロックで壁をつくり、シェルターをはります。

この日のメインの目的はギアチェック。
MSRトゥウィングの冬山設営は、

今回は掘りごたつっぽく雪を掘り下げて仕上げ、快適空間に。
トレッキングポールを使って立てるシェルターとしては後ろが
閉じていて軽量なため、冬山低山には便利です。

あと、もう一つの目的は、新潟近隣の里山で、シュラフの温度域の確認。
加藤さんはNANGAのオーロラ450SPDX(快適温度公称値-11度)、
私はWM(ウエスタンマウンテニアリング)のアンテロープMF(快適温度公称値-15度)で。

NANGAは防水透湿、アンテロープはマイクロファイバーで撥水となっています。
今回は一泊ということもあり、シュラフカバーなしで、お試し。
それと、私はファイントラックのツェルトで寝ました。

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就寝から1時間で雨が降り始め、シームのない紐部分からしみてきた雨が。
さらに、風速10メートルくらいの風に翻弄されます。
※積極的に使うのなら紐は予め塗っといたほうがいいでしょう。

それでも、ファイントラックの防水透湿は予想以上に快適でした。バタツキはあるものの
スノーペグがしっかりときいてるおかげで、飛ばされる心配はありません。

起きた時に、さすがに顔周り直上は結露しましたが、
いざというときでなくても積極的に使えるという、安心感を得られました。
アンテロープMFも無事に撥水がきき、風雨が注ぐ中、アンダーで寝てても暑いくらいでした。

※このあと何回か雪降る中(~-7℃くらい)の外で寝てますが、ちょうど良いと感じています。この日はキムチ鍋をたくさん食べたせいで、暑かったよう。また、個人差があります。

次回はどんな装備で試そうか、楽しみになる1泊2日でした。

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