こちらは、旧ブログです。最新情報はhttps://www.west-shop.co.jp/info/をご覧ください。

山道具選び-ガスバーナー

IMG_6774

シングルバーナーというのは、登山靴・雨具・ザックを揃えて、山に行くようになって、最初に加えたくなる道具の一つ。山で食べる楽しみを広げるには、「食べる道具」もこだわりたいものです。

IMG_8681

シングルバーナーはよくできたもので、旅する道具の中でもひときわ長持ちします。点火装置はときに壊れることもあり、それでも、パッキンも含めて修理したり、ライターで着火するなどしてまだまだ使えます。それゆえ、道具の故障で買いかえることは稀ですが、買い増すだけの理由(メリット)があれば話は違います。

IMG_6777

ということで、買い替え・買い増すだけの魅力を持った、最新の一体型シングルガスバーナーを魅了あるバーナーをご案内。もちろん初心者の方にも、どれを選んでも間違いないものを揃えました。

 

JETBOIL「ミニモ」(¥19440)

IMG_8669

IMG_8673

調理もできるようになった高効率バーナー
圧倒的なスピードでお湯を湧かせるJETBOILが、寒さに強く(-6度まで対応)、さらに調理もできるようにチェンジ。高所での湯沸かしの早さは、向かうところ敵なし。新潟の冬でも実証済みです。たとえば、ツアーやグループの登山であっても、誰よりも早くお湯を沸かせるので、休憩時間を有効活用できます。

 

SOTO「ウインドマスター」(実売¥8,208)

IMG_8651

IMG_8656

IMG_6746

3000m峰でも元気なシングルバーナー
マイクロレギュレーター搭載で、寒い環境(-5度でも変わらぬ火力)でも使える4シーズンバーナーが、唯一の弱点だった耐風性を克服し、一つの完成形へ到達。気温が低い高山で、バーナーの心配が要らなくなるのが魅力です。

サイズこそ他に比べれば大きめですが、もう十分小さいので、気にする必要はありません。冬場でもマイクロレギュレーター搭載だとほとんど普通に使えてしまうので、ちょっとした冬の山行での、ガソリンバーナーの登場機会がぐっと減ります。

 

 

 

・プリムス「フェムトストーブ P-115」(実売¥6,804)

IMG_8659 IMG_8663
IMG_6759

ガスバーナーに軽さとコンパクトさを求めるなら
たったの56グラムという軽量ストーブなのに、真上に上がる炎はひときわ風に強く実用性抜群。お湯が素早く沸かせてとにかく小さいバーナーが欲しいという方へ。ライトに行くなら、これとクッカーは「ソロセット 極 チタン」(snowpeak)を合わせて、110サイズの缶でコンパクトにまとめてみては。

 

 

 ・プリムス「ウルトラバーナー P-153」(実売¥8,456)

IMG_8653

IMG_8657 IMG_6756

コンパクトなのに、調理もしっかりできる
同じバーナーでも、ワンバーナークッキングをもっと楽しみたいという方にはこちら。上記のP115のような火の形だと、どうしてもお鍋の1点が熱くなり焦げやすくなります。調理もしっかりしたいという要望にこたえられる、大きめの五徳とヘッドがコンパクトでありながら炎が広がる形は万能に使えます。調理をもっと楽しみたいけど、大きなバーナーは嫌だという方へ。

 

・スノーピーク「ギガパワーストーブ 地」(¥4,860)

IMG_8664

IMG_8666
IMG_6754

歴史を感じる一品を旅の道具に加える
1998年発売。当時の世界最小・最軽量は、いまでもつうじるコンパクさ。スノーピーク初の燃焼器具で歴史を感じるのもいいでしょう。旅の朝のコーヒーの用意には、このバーナーが一番似合います(ごく個人的な意見です)。

 

 

近くの日帰り登山であれば、コンビニのご飯でも用は足りるけど、なんでわざわざ一手間かけるものを持っていくのか。ただのカップラーメンであっても自分でバーナーでお湯を沸かして注ぐとなぜ美味しく感じるのか。

IMG_8676

凍えるような寒さの地へ出かけないのなら、当然のようにどのバーナーも十分に活躍します。あとはほんの、ちょっとの違い。そのちょっとの違いに気づいてこだわると、もっと愛着が湧いてくると思います。

私はP-114(P-115の前モデル)のコンパクトさと炎の勢いの激しさのギャップが好きで気に入って使っていますが、ウインドマスターが新潟の冬でも普通に使えているのをみて、とても魅力を感じています。一方で、いざ買ってしまうと、せっかく冬用に揃えたガソリンバーナーを使わなくなりそうなので、それはそれで 悩ましいところです。

WEST WEB STORE シチク

PAGE TOP