No.39 角田山


39 角田山

かくだやま

~四季を通して愛される 越後を代表する里山~

標高481.7m
グレーディング★☆☆☆☆
目安時間片道 90分
問い合わせ先新潟市

※出典 新潟県

スタート

角田浜海水浴場

ゴール

角田浜海水浴場

体力度

2

難易度

A

歩行時間

3.5時間

ルート

5.5km

累積標高差 登り

0.58km

累積標高差 下り

0.58km

新潟百名山 踏破プロジェクト

登山ガイド 藤本 巧佑

ゴールデンウィークが終わり本格的な登山シーズンが始まろうとしている頃、三条店から近場の新潟百名山に登ろうと思い角田山へ車を走らせた。

角田山は公式コースが7コース、その他非公式とされている3コースを合わせると私の知る限りでは10コース存在する。

この山は雪割草などの花が有名な他、ほとんどのコースが往復2、3時間ほどと短いため老若男女問わず様々な登山者でにぎわう山だ。
私自身もそういった気軽に行ける観点から角田山にてトレーニングをすることがあり、一日7コースや10コースを登り降りしたこともある。

今回はそんな角田山の中でも登山者が多いであろう稲島(とうじま)コースを中心に紹介する。

登山口にある看板

稲島コースの駐車場は広くトイレもあるため準備のしやすい登山口となっている。


この日一本目ということで稲島コース上にある景色の良い観音堂から朝日を見ようと4時10分頃に出発。

登山口から先は緩い上り坂で多少石がゴロゴロしているところも。

少しするとそこから先はずっとつづら折りの階段となっており、黙々と歩く。

視界の良い部分で立ち休憩。

観音堂の手前では日本海側の景色が見える。

程なくして観音堂へ到着。

時刻は4時35分、この日の日の出時刻は4時38分なのでちょうど良いタイミングであったが厚い雲がかかっており太陽が見えない。

予定を変更して先に山頂へ向かう。

山頂へは木道が整備されている。木道よりも土の箇所の方が正直なところが歩きやすいが、植生保護のための木道を歩く。

山頂は広場になっておりゆっくりと休憩できる。稲島コースからだと広場の一番奥の場所に山頂標識がある。

撮り忘れていたので別の日に撮り直しました。

再び観音堂へと戻りしばらくすると日の出だ。

日の出を迎えた後にもと来た道をたどり駐車場へと到着。

平日であるにも関わらず朝から多くの方が登山の準備をしており、色々な人に愛された山なのだと再認識した。

その他の公式6コースは以下の通り。

五りん石コース
序盤は斜度の緩い道を進むが中盤より急で幅の狭い道を進む。
福井ほたるの里コースと合流し、最後の急登を登り山頂へ。

福井ほたるの里コース
舗装されたスペースに駐車場あり。少し登ると神社がありその横にトイレも。
登りやすい道が続き、五りん石コースと合流し、急登を登り山頂へ。
日帰り温泉「じょんのび館」があり下山後のお風呂、食事も可能。

・五ヶ峠コース
福井ほたるの里コースと日本海側をつなぐ峠道の途中にあるコース。
駐車場にトイレあり。道幅も広く歩きやすい。浦浜コース、灯台コースと合流し山頂へ。
三望平から先が以外と長く感じるかも。

・浦浜コース
カタクリが群生しており花を見ながら登るならオススメのコース。
海辺に近く潮の香りを感じる。初見では五ヶ峠コースや灯台コースの分岐と間違いやすいかもしれないので看板をよく見て進もう。

灯台コース
7コースの中で一番景観の良いコース。
海抜0mからの登山や、ちょっとした岩稜帯もあり充実感もある。
その分下りは慎重に。夏のピーカン時は直射日光が当たりやすく熱中症に注意。

・湯之腰コース
下部は林道となっており登山道に入ると沢沿いを進む。
尾根に取り付いてからは急登が現れ平坦になると山頂までもう少し。
小さいが〇合目の看板がある。

登頂日
2021年6月2日
今回のコースタイム(登山レベル、体力レベルに合わせ無理のない行程で計画しましょう。)
稲島コース駐車場4:12~ 観音堂4:35~ 角田山4:45~ 観音堂7:49~ 稲島コース駐車場5:16


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