No.40 弥彦山


40

弥彦山

やひこやま

~日本で最も古い霊山の一つ~

標高634.0m
グレーディング★☆☆☆☆
目安時間片道 90分
問い合わせ先弥彦村

※出典 新潟県

スタート

弥彦神社登山口

ゴール

弥彦神社登山口

体力度

難易度

A

歩行時間

2.5時間

ルート

2.7km

累積標高差 登り

0.34km

累積標高差 下り

0.34km

新潟百名山 踏破プロジェクト

登山ガイド 藤本 巧佑

角田山を下山し南に車を走らせること20分で弥彦山の麓へとたどり着いた。

弥彦山は古くより信仰の山として崇められており、山全体が弥彦神社の神域となっている。
また弥彦山は福岡県と大分県にまたがる英彦山、兵庫県の雪彦山と合わせて日本三彦山と呼ばれ修験者の山でもある歴史好きにもたまらない山だ。

麓の弥彦神社は新潟県内外でも有名な観光地でいつ行っても終始賑わいをみせており、下山後は観光するのも良いだろう。

弥彦山への登山道は6コースあるが登山道以外にも弥彦スカイラインを利用した車でのアクセスや弥彦神社奥のロープウェイでのアクセスなど一般の観光客の方も山頂に立つことが出来る。

今回はほとんどの登山者が使用しているであろう弥彦神社側の表参道登山口を紹介する。

表参道登山口に一番近い駐車場は神社への参拝者用なので登山の方は競輪場駐車場や商工会脇駐車場を利用するよう心掛けたい。

大型バスの駐車スペースにもなっている場所の端に舗装された小さな道があるので真っ直ぐ進むと3分ほどで左手に鳥居が見えてきて登山道の入り口となる。

鳥居をくぐると清水茶屋と呼ばれる小屋がありそこで給水も可能だ。

4合目まではつづら折りの道で所々急な場所もあるが体が慣れるまでゆっくりのペースで行く。

4合目から6合目にかけては一度尾根となり傾斜も緩く登りやすいが、6合目手前にはちょっとした岩場があるので注意。

5合目からは山頂方面を望むことができる。

一度尾根を外れ進むと「里見の松」と呼ばれる東屋があるので一息つくことができる。

7合目には水場があり冷たい水が疲れた体を復活させてくれる。

9合目は左手に山頂、右手は食堂とロープウェイ駅、多宝山方面。
そして日本海が眼下に広がる。

9合目以降は神社の階段のように緩傾斜の階段が続き、左手には放送局各社の電波塔が存在する。

階段を登りきり鳥居が見えると山頂だ。

多宝山もきれいに見える

山頂は彌彦神社御神廟(やひこじんじゃごしんびょう)と呼ばれ、祭神、姫神が祭られている。

ここからは南の米山方面や西の日本海が一望できる。

登りで疲れてしまった場合はロープウェイでの下山も可能となっている。利用する場合は最終乗車時刻も事前に確認しておこう。

登頂日
2021年5月10日
今回のコースタイム(登山レベル、体力レベルに合わせ無理のない行程で計画しましょう。)
商工会脇駐車場5:35~5合目6:08~弥彦山6:37~5合目6:56~商工会脇駐車場7:23


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