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粟ヶ岳
あわがだけ
~川内山塊に鎮座する3峰の山~
標高 | 1,292.6m |
グレーディング | ★★★☆☆ |
目安時間 | 片道 200分 |
問い合わせ先 | 加茂市・三条市 |
粟ヶ岳(第二貯水池登山口)
※出典 新潟県
スタート
第二貯水池登山口
ゴール
第二貯水池登山口
体力度
3
難易度
C
歩行時間
5.0時間
ルート
11.5km
累積標高差 登り
1.26km
累積標高差 下り
1.26km
新潟百名山 踏破プロジェクト
登山ガイド 藤本 巧佑
袴腰山から見えていた粟ヶ岳。
このエリアの山はWEST三条店からも30分と近いため、私自身も幾度となく足を運んでいる。
袴腰山の紹介の際にも触れたが、毎年4月にMt.AWAスカイレースやバーティカルレースが行われており今となっては世界の粟ヶ岳となっている。
粟ヶ岳への登山道は主に三条側と加茂側の2つがあり、今回は三条側の下田コースから山頂を目指す。
登山口までは所々に看板があるのだがグーグルマップなどの地図サービスでは道路が表示されていないため、初めて来る際は分かりづらいかもしれない。(「粟ヶ岳下田登山口バイオマストイレ」で検索するとよい)
歩き始めてしばらくは平坦な林道となっている。小さい沢を含めて3回ほど沢をまたぐ場面があるので滑らないように慎重に。
尾根にのるときれいなブナ林が出迎えてくれる。
ここから5合目の粟薬師までは急登続きとなる。
粟薬師の少し手前が一番の急登区間だ。
粟薬師には避難小屋もあり広場のようになっているのでここで一息つく。
短いが鎖場が登場する箇所もある。
7合目の辺りになるとようやく粟ヶ岳の山頂が見えた。3つのピークが連なっており美しい。
1番右が粟ヶ岳のピークで、真ん中が北峰と呼ばれるピーク。左側のピークは加茂コースと權ノ神岳へ向かう登山道との分岐になる。
8合目の「午の背(うまのせ)」と呼ばれる岩の痩せ尾根はこのコースの名物となっておりここからの景色はいつ見てもきれいで個人的にも好きな場所!
歩いてみると意外と歩きやすい場所だが両端が落ちているので滑落に注意。
残雪期はクラックが入りだすと歩きづらいので雪のコンディションを見極め慎重に通る。
午ノ背以降の上部は残雪が残っていたがステップが切られておりアイゼンがなくても大丈夫だった。
山頂からの展望は非常によく、川内山塊の山々や守門岳、浅草岳、平野部を挟んで弥彦山などが見渡せる。
川内山塊はゴールデンウィークを過ぎたあたりから9月頃までヒルがいたり、真夏にはアブが発生するので5月上旬や10月が涼しく登りやすい時期だと感じる。
この日最後は同じく川内山塊にある白山へ。
登頂日
2021年5月10日
今回のコースタイム(登山レベル、体力レベルに合わせ無理のない行程で計画しましょう。)
下田コース駐車場11:23~粟薬師(5合目)11:58~粟ヶ岳13:06~ 粟薬師(5合目) 13:45~駐車場14:15