14
高坪山
たかつぼやま
~日本最古の油田を残す山~
標高 | 570.5m |
グレーディング | ★☆☆☆☆ |
目安時間 | 片道 60分~90分 |
問い合わせ先 | 村上市・胎内市 |
高坪山(虚空蔵登山口)
※出典 新潟県
スタート
虚空蔵登山口
ゴール
虚空蔵登山口
体力度
1
難易度
A
歩行時間
1.5時間
ルート
2.9km
累積標高差 登り
0.36km
累積標高差 下り
0.36km
新潟百名山 踏破プロジェクト
登山ガイド 藤本 巧佑
櫛形山脈を下山し、次に向かったのは鳥坂山から胎内川を挟んで北側に位置する高坪山。
タイトルにも書いてある通り高坪山周辺では今も原油が湧き日本最古の油田とされている。
この油田より採取された臭水(くそうず)を飛鳥時代に天智天皇へ献上したこともあるそうだ。
そんな歴史ある山は今では5つの登山道が整備されており、年間2万人近い登山者が訪れているらしく地元に愛された山となっている。
高坪山駐車場はグリーンパークあらかわ総合運動公園を過ぎておよそ2km進んだ右側にある。
駐車場の真ん中に案内板があり5つのルートが分かりやすく紹介されている。
今回は定番だと思われる紫色の「蔵王コース」を登り「虚空蔵コース」より下山をする。
駐車場を右に500mほど進み車道が左に曲がる所で「高坪山登山口」の看板が現れるのでそのまま直進する。
進行方向右手にトイレあり。
程なくして蔵王ルートと虚空蔵ルートの分岐が現れるので右へ。
小さな沢を渡り、いきなりの急な階段を登ると伐採により開けた土地に出る。
しばらく階段状の登りが続く。
少し急な登山道を進むと休憩所が現れるのでここで一息。
休憩所からは日本海方面が見える。
休憩所から先も少し急になっているが10分ほど歩くと緩傾斜へと変わる。
蔵王方面への分岐まで来ると駐車場から山頂まで3/4の辺りだ。
木漏れ日の差し込むブナ林を登りきると…
山頂に到着!
西側の日本海方面がきれいだ。
三方境にも看板がある。
大きな反射板がある地点が「飯豊連峰見晴台」だ。
朳差岳がはっきりと見える。
緩やかな登り返しを終えると再度分岐へ。
駐車場へ向けての下りに差し掛かるとほとんど木で作られた階段となる。
植生が広葉樹から針葉樹に変わればあと少し。
最初に右折した分岐へと戻ってきた。
この山は難易度も優しく初めての方にもおすすめできる山だ。
ルートも駐車場の案内板に書かれていた通り色々な登山道があるのでそちらにも今後足を運びたいと思う。
登頂日
2021年4月22日
今回のコースタイム(登山レベル、体力レベルに合わせ無理のない行程で計画しましょう。)
駐車場10:46~高坪山11:36~荒島城コースとの分岐11:49~駐車場12:18