No.13 朴坂山


13

朴坂山

ほうざかやま

~一等三角点本点の里山~

標高438.2m
グレーディング★☆☆☆☆
目安時間片道 100分
問い合わせ先関川村

※出典 新潟県

スタート

朴坂神社登山口

ゴール

朴坂神社登山口

体力度

2

難易度

A

歩行時間

2.7時間

ルート

4.8km

累積標高差 登り

0.43km

累積標高差 下り

0.43km

新潟百名山 踏破プロジェクト

登山ガイド 藤本 巧佑

高坪山の次に向かったのは荒川を挟んで北側にある朴坂山(ほうざかやま)。

街中に登山口の標識があり少し道路を進んだところに登山者用の駐車スペースがある。
「新潟100名山+10」には脇ノ沢コース駐車場と表記されている場所だ。
幅はおおよそ4台ほどの空間となっていたがこの日の駐車は0台。

準備を済ませ、登山口標識の看板まで戻り奥へと進む。

この道を道なりに進むと右手に駐車場がある
登山届記入箇所あり

奥には立派な朴坂神社が建立されていた。

左端の階段が登山道

神社を通過し杉林の中を通る。倒木もあるが踏み後は明瞭で迷うことはないだろう。

一部片側が切れ落ちてある場所もある。

木の案内標識が出てきた辺りが中間地点。この辺りから植生が針葉樹から広葉樹へと変わり雰囲気が明るくなる。

少しばかりの急登を交えながら稜線まで登ると要害山へ至る分岐の看板が出てきた。
地形図上には関川村と村上市の市境のみの表示となっているが別ルートもあるようだ。

稜線から先はアップダウンの殆どない緩やかな道となる。


20、30分ほどで山頂方面への分岐にたどり着き、左折すれば三角点のある山頂!
この一等三角点は明治時代に始まった三角測量の際に基準となる線(基線)より約40kmの感覚で全国に三角点を設置していた時に設置されたもので一等三角点本点と呼ばれており、本点以外は補点と呼ばれているそうだ。

山頂は一等三角点本点のみだが、奥の展望台からは北から東方面の視界が開けており非常にきれいだ。
手前から大平山、2つのピークを越えてたどり着く鷲ヶ巣山、奥には朝日連峰の以東岳。

少し右に目をやると光兎山、大朝日と西朝日、寒江山が見えた。

さらに右には大境山、二王子岳、飯豊連峰の朳差岳と飯豊山も!

山頂のすぐ近くには朴坂神社奥社があり広くなっているため休憩にもうってつけの場所だ。
急登の区間は下山の時に少し滑りやすくなるので、山頂でゆっくりと体を休めてから下山しよう。

顕著な尾根も少なく残雪期など雪のある時には迷いやすくなると思われるので5月~11月に訪れるのが良いだろう。

登頂日
2021年4月22日
今回のコースタイム(登山レベル、体力レベルに合わせ無理のない行程で計画しましょう。)
脇ノ沢コース入り口駐車場12:47~朴坂神社登山口13:09~朴坂山14:16~ 朴坂神社登山口14:49 ~駐車場14:54


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