【モンベル】ストームクルーザーとクライムライトの最新モデル徹底比較【ノースフェイス】

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今回は山岳用レインウェアのベンチマークとして長年君臨し続けるモンベルのストームクルーザージャケットと、スペックがほぼ同等なノースフェイスのクライムライトジャケットを比較解説していきたいと思います。

まずは動画で

【モンベル】ストームクルーザーとクライムライトの最新モデル徹底比較【ノースフェイス】

モンベル ストームクルーザージャケット

mont-bell(モンベル)

ストームクルーザージャケット M’S


1982年に初代モデルが発売されて以来、現行の第9世代モデルまで作り続けられてきました。日本の山岳シーンにおいて、防水透湿性素材を利用した雨具というジャンルはこのモデルから始まったといっても過言ではありません。

【素材】ゴアテックス ファブリクス3レイヤー[表:20デニール・バリスティックRナイロン・リップストップ] 【平均重量】254g
伝統のゴアテックス3層構造を使用してます。現行モデルは20Dナイロンを利用することで歴代モデル最軽量を実現しました。モデルチェンジするごとにどんどん軽量化していくのは、【Light & Fast】というモンベルの企業理念を体現しているからです。
数値を見ていくと耐水圧50,000mm以上、透湿性35,000g/m2・24hrs(JIS L-1099B-1法)(参考値)という圧倒的なスペックを誇ります。
通常、耐水圧20,000mm、透湿性15,000g/m2程度あれば快適な雨具に分類されるようなところですが、はるかに高い数値です

2015年頃のモデルより、GORE C-ニットバッカーテクノロジーという新型の裏生地を採用しています。メンブレンに接している裏地を丸編みにすることで、ゴアテックスのイメージを覆す柔らかな着心地と抜群の透湿性を得ることができています。 また、現行モデルからはK-Monoカットといった日本の着物からインスピレーションを受けた縫製を採用し、縫い目を少なくすることで防水性を向上させ、体を動かす際に干渉することはありません。 細部を見てもドローコードの面積を減らしたり、止水ジッパーを採用、ハーネス、腰ベルト対応のポケット位置など、機能を充実させています。

ノースフェイス クライムライトジャケット

今回スペックがほぼ同等のものとして、ノースフェイスのクライムライトジャケットを紹介します。価格はストームクルーザーが¥22,880に対して¥33,000となっています。約1万円の差です。

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)

CLIMB LIGHT JACKET

クライムライトジャケット(メンズ)


素材は20D GORE-TEX(3層)とストームクルーザーと生地の厚さ含めて同等です。重量も270g(Lサイズ)と拮抗しています。ノースフェイスは防水透湿に関する明確な数値を公開していないのですが、GORE C-ニットバッカーの方が透湿性には優れていると考えられます。

ゴアテックスのシステムはマイクログリットバッカーという裏地を採用しているところが違いです。こちらは超繊細なグリッド構造の編み方を採用しており、着心地と透湿性を向上させています。しなやかな触り心地はストームクルーザーに引けを取りません。 シルナイロン系のスタッフサックが付属します。非常にコンパクトにまとめられそうです。ただ雨天使用後に収めたりするのは厳しそうです。ストームクルーザーにもスタッフサックが付属しますがもう一回り大きいもので、入れやすそうでした。

173cm53kgでどちらもMサイズを試着しました。モンベルの方が少しシルエットに余裕があり、着丈が長めになっています。下にウェアを着た状態から来ても窮屈な感じはなさそうで、ザックを背負った状態でも裾がずり上がりづらいです。 ノースフェイスは前側が短く後ろ側が長いドロップシルエットになっています。しかし袖丈が長めなのに対して着丈のバランスが少し短く感じました。街着や自転車などでの使用であれば前側の裾が干渉してこないので使いやすいと思います。

ストームクルーザーは常に日本の山岳シーンにおける究極のレインウェアを作ることを目的として開発されていますが、クライムライトは山でのレインウェアとしての機能はもちろんのことながら、フェス、キャンプ、通勤などより幅広いシーンへの対応を想定して開発されています。

是非使用シーンに合わせて選んでみて下さい。

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