9月に入っても残暑が厳しく
冷水を好む鱒類の釣り場は、まだまだ限定されていますが
夏でもユッタリとフライフィッシングを楽しめるフィールドがあります。
奥日光 金精峠の群馬県側に位置する
標高1400メートルにある山上湖、大尻沼での釣り。
電話での予約がなければ釣ることのできない
完全予約制のプライベートレイクです。
AM7:00 受付の環湖荘にて遊漁料とボート代金を支払います
釣り場の状況なども詳しく教えていただきました。
同行したのは芦ノ湖での釣りでもよくご一緒してもらっている
小田原のHさん。
ボートを出港させると湖面は静かなベタ凪
時折ライズは見られるのですが、よく見るとヘラ鮒のよう…
騙されぬようポイントを変え続け、ようやくドライにヒット! お目当ての虹鱒です。
#8の大きなフォーム・アントとシンキングライン&マラブーパターンで数匹をキャッチ。
透明度が高く、湖面が静かな場面が多いのでフライを捕食しに
魚が上がってくる姿がよく見えるのがこの湖での釣りの楽しさでもあります。
使用タックルは#5~#7
フローティング用とシンキング用(TYPE4~6)
2本を用意しておくと状況に応じてのスイッチが早くお勧めです。
午後からハーリングで釣れた一匹
放流後数年が経ち完全に野生化した虹鱒
夏場の日中でもこんな魚の強いファイトを楽しめます。
漁期は10月31日まで続きます。
新潟県の漁期は残りわずかなので禁漁後に訪れるのもいいかもしれませんね。
紅葉シーズンの釣りもおすすめです。 (平日でもかなり道が込みますが…)
うだる暑さを忘れさせてくれる、山上湖での良い一日でした。
カトー