天候がよい日が続き、山への欲求が…
この季節に楽しみたい、1000m前後の山で気になっていた権現堂山。
下権現堂山、上権現堂山、唐松山と連なる山群は、越後三山の前衛ととなる。標高は1000mに満たないが、花と展望がすばらしい。
山頂は上権現堂山と下権現堂山にわかれていて、下権現堂山の山頂からは越後三山、守門岳、浅草岳など360度の展望がある。
との事で、道中の雰囲気もよく、今回は麓の戸隠神社から気持ちのよく出発。
しかし案内図の時間を見ると…登り甲斐のある事が既に予想される。
神社の先を進むと案内板があり、登りはここを下権現堂山へ。
少し登ると水を張った田園風景に癒されるがここからは予想通りの急登が待っている。
しかし進めば進んだだけ景色は良く、越後三山の展望、ブナ林の木陰、日差しが暑かったのもあり風が吹いたブナ林の気持ちよさは格別(その後、木から垂れ下がる虫には驚かされる)。
ヒィヒィ言いながら進んだところで、タイミングよく現れたのが『弥三郎清水』大岩の割れ目から湧き出る水は冷たく、登りでは貴重なの水場となる。
大岩から上部は一気に展望が開けてくる、越後三山の展望に力をもらい進むと山頂は目前。
そして下権現堂山山頂、途中すれ違った方との話しでも『360度の展望で今日は最高』なんて聞いてた通り、急登の疲れも吹き飛ぶ位の素晴らしい景色。
出発が遅く若干霞んではいるものの、越後三山、守門、浅草、弥彦などなど、その景色は最高でした。
さて、さらに上権現堂山へ
ゆったりアップダウン、進むと様々な花と左右見渡せる景色に気持ちよく足が進む稜線。
上権現堂山は三角点と昔の道標があるが展望はあまりない。
そして下りは中越コース、フカフカな登山道とブナ林、通年だと残雪などもあり若干道がぬかるんだりしてたりするようだが、今年は沢沿いに若干の残雪があるだけで登山道は快適。
ゆるく長いコース、途中何本か小さい沢を渡るがブナから杉に木が変わってくると終点間近。
伝説のお山、近くてよい山、まだまだありますね。
米山