今回は日帰りから小屋泊までの登山におすすめなバックパックについて徹底解説します。
動画で紹介
今回ご紹介するのは、ドイターのフューチュラプロ36です。
Deuter(ドイター)フューチュラ プロ 36
Deuter(ドイター)フューチュラ プロ 36
余裕ある容量を持つマルチデイハイキング用パックです。
ドイターというメーカーはドイツで1898年に創業しました。創立から100年以上の伝統的なメーカーです。 今ではよく見かけるようになった背面に空間を作ったりメッシュを配置したりするシステムは、このドイターが元祖になります。 1930年に発売したタウエルンというバックアップがその始祖にあたり、背面は三角形に配置したベルトでパックとの間にスペースを作っていました。 その後それを発展させメッシュを背面に配置した【エアコンフォートシステム】で特許を所得し、以来この技術を年々進化させ今に至っています。 今回ご紹介するフューチュラというモデルは1999年に誕生しており20年以上の歴史のあるモデルです。
日本ではイワタニ・プリムス株式会社が正規代理店として輸入、取り扱いを行っています。 プリムス、LOWA、NEMO等確かなアウトドアブランドを抱える代理店です。
スペックから見ていくと サイズ 70×28×24 (高さ×幅×奥行) cm 重量 1580 g 容量 36 ℓです。
最大の特徴である背面は【エアコンフォート センシック プロ】という最新のシステムを採用しています。 背面に通された弾性フレーム、張力の高いエアコンフォートメッシュ、自己調整式ショルダーストラップ、柔軟なヒップフィンが一体となって背面の快適な換気作用と十分な背負い心地を提供しています。 バリフレックスヒップフィンが体の動きに追従して稼働することで、荷重がぶれずに歩行を妨げません。 パックの左背面にはトレッキングポール用アタッチメント装備しており、ワンアクションで簡単に収納が可能です。 雨蓋を開けると、SOSラベルというものがプリントされており救助を求める際の国際的な手信号の方法が記載(英語・ドイツ語)されています。 ハイドレーションシステムは3.0Lまで対応しています。飲み口を出す穴は左背面に開いています。 パック底面の専用ポケットに付属の純正レインカバーを内蔵しています。アタッチメントが付いているので強風時なども安心です。 ジッパー式セパレーターでパックの中身を2気室に分割可能です。他のメーカーはトグルで止めたりするタイプでしたがジッパーだと完全に分離でき、操作も直感的で簡単です。
近年、夏場の気温は上昇する一方であり、背面の汗蒸れというのはザックを選ぶうえでも重要なポイントの一つになっていると思います。 もしあなたが暑さや背中の蒸れが気になるようでしたら、是非とも一番に注目してみて下さい。
詳細は動画をご覧ください。
【関連動画】登山ザック/バックパック解説
日帰りから小屋泊におすすめ背面メッシュ登山ザック
【グレゴリー】ズ―ルを徹底解説
【オスプレー】ストラトスを徹底解説
日帰りから小屋泊におすすめ登山用ザックの定番
【オスプレー】ケストレルを徹底解説
【ドイター】フューチュラプロを徹底解説
【グレゴリー】スタウトを徹底解説
テント泊から縦走におすすめ登山ザックの定番
【グレゴリー】バルトロ65を徹底解説
【オスプレー】アトモスAG65を徹底解説
テント泊から縦走におすすめ登山ザックのハイエンド&変わり種
【アークテリクス】最先端技術を詰め込んだ最高峰!BORA AR【登山ザック】
【ミステリーランチ】大容量ザックの新定番テラフレーム3-ZIP 50について隅々まで解説!!