日頃よりWEST各店をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
WESTも協力している「奥只見の魚を育てる会」による奥只見銀山平の大イワナの産卵に大切な役割を担う永久禁漁区、北ノ岐の宮ノ淵の復活計画についてご案内いたします。
北ノ又川、宮ノ淵について
かつては人の背丈ほどの水深があり産卵のために遡上する大イワナの大事なポイントでしたが、近年の大雨などの影響で渓相が大きく変化していました。イワナ達の再生産に重要な起点となる宮ノ淵をバーブ工を設置して埋まってしまった宮ノ淵の復活を目指します!
興味のある方は【水辺の小さな自然再生】と検索してみてください。
バーブ工法について
バーブ(barb)とは、「(矢じり・釣り針の)あご、かかり、戻り、さかとげ」を意味する英単語で、「バーブ工」は、川の流れに対して、河岸から上流側に向けて突き出して設置する、高さの低い水制の一種で、流れに運ばれてくる砂を溜めて寄り洲を形成することを目的とした河川工法です。
今回の技術は他の河川などでも応用可能です。参加申し込みお待ちしております!
バーブ工法による宮ノ淵復活作業について
開催日時:2023年11月3日(金・祝)9:00~16:00
会場:新潟県魚沼市下折立字北ノ又 <座学:銀山平温泉「白銀の湯」/ 現地:北ノ又川>
対象:小さな自然再生に関心のある方々
定員:30名程度(先着順)
参加費:無料
持ち物:ウェーダー、レインウェア、タオル、帽子、作業用手袋、昼食、飲み物
※ライフジャケットの貸出希望の方は申込時に選択ください。
プログラム
※プログラム及び公演タイトルは一部変更の可能性もあります。
※主催者側で行事保険に加入いたします。また、ライフジャケットをお持ちでない方には、主催者側でライフジャケットを用意します。
11月2日(木) 北ノ又川内でバーブ工、製作下準備作業
11月3日(金・祝) 座学研修とバーブ工製作、設置作業
9:00~10:20 イワナの淵づくりに関わる座学研修 @銀山平温泉「白銀の湯」
・開会挨拶
・奥只見の魚を育てる会の取り組み(奥只見の魚を育てる会:中島 典則)
・イワナの生態を知る(徳島大学大学院社会産業理工学研究部:河口 洋一)
・渓流の瀬淵構造を知る(新潟大学農学部農学科:権田 豊)
・バーブ工による淵づくりの挑戦(株式会社北海道技術コンサルタント:岩瀬 晴夫)
10:20~12:00 昼食 及び 移動
11:30~16:30 大イワナの淵づくりの実践 @北ノ又川
・イワナの淵を復活させるためのバーブ工、3基を製作・設置します。
■現地技術指導:岩瀬 晴夫(同上)、河口 洋一(同上)、権田 豊(同上)
16:30 閉会 ※現地解散
※現場で暖かい汁物は用意する予定です。
※時期的に寒さが予想されます。体温調節しやすい服装でお越しください。
※作業性とリスク回避の為、参加者があまりにも多い場合は人数を制限させて頂く場合があります。
11月4日(土) バーブ工 製作、設置作業
11月5日(日) 予備日 ※作業の進捗状況により作業なしの場合もあります。
お申し込みはこちらから
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=6a3218cb62e087bb
※この事業は公益財団法人 河川財団による河川基金の助成を受けています。
主催:奥只見の魚を育てる会、「小さな自然再生」研究会、日本河川・流域再生ネットワーク
協力:新潟県魚沼地域振興局、魚沼市、魚沼漁協銀山分会、徳島大学大学院社会産業理工学研究部 河口研究室、公益財団法人リバーフロント研究所
WESTは今後もアウトドアを楽しむための環境の整備・保全に協力してまいります。