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天水山

信越トレイルの一画。十日町の奥深く、天水山へ行ってきました。

登ったのは先月10日の話。木々の葉が落ちたであろうタイミングを見計らってソロ登山です。
昨年の冬によくお世話になった松之山温泉スキー場を越えて、大厳寺高原キャンプ場も越えてもうすこし奥のほう。ちょうど大地の芸術祭の閉幕前、キャンプ場もグリーンシーズンの営業を終えて少し静かになっています。

登り始めてすぐ気が付くことは、美しいブナ林に囲まれていること。

冬は日本屈指の豪雪地帯となる十日町。さらに山沿いの松之山や天水越は、4mもの雪が積もる地域です。雪に強くたっぷり保水するブナが秋になって落葉し、フカフカの絨毯をつくりだします。葉が落ちて空の眺望がよくなり、白い幹と青空のコントラストが美しいので、登山をしてるととても気持ちがいいものです。天水越のブナ林や美人林も有名ですね。

緩やかな傾斜を登りながら、この斜度だったら滑れるよな。でもアプローチ無理だよなぁ などと考えが沸いてきます。
少しして森宮野原の分岐にさしかかります。信越トレイルでは、ここから秋山郷を経て苗場山へ至ります。いつか歩いてみたいです。

稜線上もフカフカ。ですが、このフカフカが登山道を見えにくくしたり、滑りやすくしたり、下に何があるか分かりにくくしたりと難しい面もあります。

登り始めておよそ30分ほどで天水山山頂へ。見晴らしのいい場所で静かに昼ご飯。眼下に見えるのは野沢温泉方面でしょうか。山頂には信越トレイルの案内板もあります。

この記事を書いてるのが登ってから約1か月後の12月8日。今頃少し雪が積もっていることでしょう。あと2週間もすれば真っ白な景色が広がります。次はブナの新緑が美しい春先に訪れたいです。

長岡店G

今回使用したギア
ALTRA LONE PAEK 6.0
幅が広めで足入れが良く、強いグリップ力を持つアルトラのローンピーク
第6世代です。
ゼロドロップは初めてでしたが、違和感なく使用できました。
落ち葉のスリップには負けますがしっかりと地面にラグが食いついている感じがあり新潟の急登の山でも良さそうです。
MSR Windburner
MSRの超高効率ガスバーナー。低山に持っていくにはオーバースペックですが、お気に入りの道具をゆったりとした時間で使うのもいいものです。風の影響を受けず、常に一定の燃費で確実にお湯を沸かせるので、信越トレイルのおともに持っていきたいです。
コレも一緒にパッキングしてまとめられるので一緒に持っていきましょう。

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