昨年2022年秋から本格的に日本国内で発売されている、北欧ノルウェーのNORTENT。
エクスペディション仕様なテントでありながら、高いユーテリティでオートキャンプにも十二分に対応する懐の深さが魅力的なテントです。
Gamme、Koie、Lavvoシリーズ共通して、高い強度と環境の変化に強いことが言えると思います。
数多いガイポイント、加水分解に強い素材のシルナイロン、強靭なフレームワークなど、創業者Kjetil氏がどういったシーンで使うのか、をしっかり考えて作られており、流行に左右されながらのモノづくりではないことが伺えます。
そんなNORTENTですが、入荷してまだ日が浅く未知の部分があり、ご質問を多くいただいているブランドでもあります。
私たちが実際に使用してみて、細部までみて分かったことを書きたいと思います。
・薪ストーブの煙突をポートから出す際に、テントプロテクターはつけたほうがいい?
一番よく聞かれる質問です。実際に同社のステンレスストーブを2泊3日の雪中キャンプで、20時間程度燃焼しつづけましたが、大きな劣化は見られませんでした。耐熱性の生地ではありますが、気になる方はバンテージを巻いたり、別途テントプロテクターを使用をご検討ください(こちらは自己責任でお願い致します。)
・一人で設営できる?
これはノルテントに限らずいろいろなテント商品で聞かれますが、幕体が大きくなればなるほど、ポールや生地にかかる負荷は大きくなります。4と6は一人でも可能ですが、8は素直に2人以上で設営しましょう。特に生地が重くなるGammePCシリーズは6であっても2人で設営してください。
・フロアとインナーテントは同時使用できる?
バックルがそれぞれ各隅に1つずつなので、どちらかしか付けられません。
フロアをあえてバックル留めずに、グランドシート的な使い方はできます。
・PCシリーズとシルナイロンシリーズのオプションの互換性は?
インナーテントには互換性があります。フロアは一応つけることが出来ますが、形が違いまたバックルもPCフロアのほうが1個多いので完全な互換性はありません。
・ArcticとEXTREMEはどう違うの?
生地の引き裂き強度、耐水圧に大きな違いがあります。またEXTREMEの生地のほうがなめらかな質感です。
・テントの修理パッチでグレーのものが入っているけど何?
インナーテントの修理パッチです。インナーテントをお持ちでない方は不要かと思います。
・修理はどうしたらいい?
小さな破れや裂き傷修理であれば、ギアエイドのシルナイロンパッチが簡単です。
縫製が必要な大きな引き裂きやポールの曲げ、折りは、必ず※保証書と共にお持ち込みください。ポールは黒ポールと、赤ポールの節ごと、または連結での販売が可能です。(取り寄せにお時間頂きます)
※保証書は弊社取引先の正規代理店アブレイズ様発行の保証書に限ります。他社様でご購入された場合は、まずご購入先にお問い合わせください。
先月、星野リゾートアルツ磐梯スキーリゾート様イベント「FUN RIDE DAYS」にて。
WEST長岡店 G
Gammeシリーズ
https://www.youtube.com/watch?v=tc1ybjOqi04
Gamme8 GravityGold
https://www.youtube.com/watch?v=-5iwspyYvco
Lavvoシリーズ
https://www.youtube.com/watch?v=BgrGSX2CrCc&t=558s
Koie7
https://www.youtube.com/watch?v=EKPzNR7rR8g