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Vol.1 サイズ選びの基礎知識

ブランドごとの基本のサイズ

各ブランドのサイズ選びの目安としてまず知っておきたいのは、
表記サイズがどの国のサイズになっているかです。

大きく分けると「日本・アジアサイズ表記」「欧米サイズ表記」の2つがあります。

【Aグループ】日本サイズが基本

・ザ・ノースフェイス THE NORTH FACE (USモデルがごく一部あり)
・コロンビア Columbia (品番でアジアとインターナショナルが混在)
・カナダグース CANADA GOOSE (ジャパンモデル主体になりました)
・チャムス CHUMS (USモデルあり)
・モンベル mont-bell

以上のブランドは日本サイズでの表記が基本となりますが、
品番によって、海外モデルをそのまま輸入しているものもあります。

ティートンブロス(Teton Bros.)は、日本サイズとUSサイズの中間になります。

【Bグループ】アメリカ・カナダ・ヨーロッパサイズ

日本サイズに比べて、一回り大きめのサイズとなります。
ブランドによっては、ウエスト周りは細めで、袖丈が長いものもあります。

・パタゴニア Patagonia
・アークテリクス ARC`TERYX
・ノローナ NORRONA
・ピークパフォーマンス PeakPerformance
・フーディニ Houdini
・マウンテンハードウェア MOUNTAIN HARD WEAR(品番でアジアとインターナショナルが混在)

商品のタグにはJPNや、US・CA・EUなどのサイズで併記されていることもありますが、
当店で掲載しているのは原則、オリジナル(US・CA・EU)のサイズです。

各ブランドでのサイズ感の違いについては、
左メニューのブランドのリンクにて紹介しています。

どういったシーンで着るのか?

いつどんなシチュエーション・用途で着るのかは、重要なポイントです。

【ゆったりと着るのかタイトに着たいのか?】

まず、ブランドによっては、FIT(フィット)といった用語で、
ウェアのシルエット(ゆったり具合)を記載しています。

同じブランドの中でも、モデルによってこのFITが異なりますが、一般的に、
冬用のジャケット類(ハードシェル)では、ジャケットの下に、
フリースなどのレイヤリング(重ね着)を想定しているため、
ゆったりめのシルエットが多くなります。


【山で着るのか街で着るのか?】

アークテリクス・カナダグースなどのジャケットは、
街着で選ばれる場合はワンサイズ小さめで、
タイトめのすっきりしたシルエットのサイズ感で選ばれる方も多くいらっしゃいます。

山で着るのか街で着るのか、ゆったりと着るのかタイトに着たいのか、
自分の用途・好みを知るのも大きなポイントです。

自分で持っているブランド・アイテムを基準に

普段好んで着ているブランドのサイズがわかると、
他のブランドだと大体どのサイズになるかの目安になります。

例えば、パタゴニアのジャケットでMサイズを普段着ているのであれば、
ノローナでも、Mサイズをまず試着していただいてます。

ノローナは、ウエストと胸周りがすっきりとしてるシルエットが多く、
また、パタゴニアより若干袖丈が長めの設定が多いので、、、、

といった感じで、自分の基準があるとブランドが異なる場合でも、
こちらからもご案内しやすくなります。

着丈・袖丈・身幅などはあくまで参考程度に

ウェアはFITやコンセプトの違いにより、同じブランドの同じサイズでも、
「着丈・袖丈・身幅」といった数字が異なります。

同じフリースでも、サムホールのついている商品とそうでない商品では、
使い方(メーカーの意図)が異なるため、袖丈が違ってきます。

また、現代のアウトドアウェアは、一般的な衣類と異なり立体裁断が使われているため、
お伝えしている実寸値と着心地が必ずしも連動しているわけではありません。

シビアに1cm単位で実寸値とにらめっこするよりも、
あくまで参考程度ととらえると、アイテム選びが楽になります。